映画制作講座映画の音楽・編集映像作家にもの申す!


映像作家にもの申す!

対決:ぽんたMORI vs 工房の主人  (with マリ

ラウンド7:ぽんたさんはやってる人だから指摘は具体的です
MORI
「メロディーもらった時に、楽譜はありますか?って聞いたら、ごめん忙しくてないんだ、って言われて。」
主人
「厳しい先輩だったんだー(笑)。やっぱり一緒じゃん、俺と。」


主人 「例えば音楽家どうし。例えば、ぽんた君がもりさんに音楽注文する場合、どうするの?」
ぽんた 「「任せた」の一言だよね(笑)」
主人 「でも任せるまでの関係になるまでが問題じゃない。初めて会った人に任せた、って言えないよね?」
ぽんた 「ワークショップでであった時はいきなり任せたよね(笑)」
MORI 「お互いの力量が分からないじゃないですか。だから試した、って言ってましたよ。」
ぽんた 「例えば、耳コピができるかとか、ぽんと音を渡されて、全部それを楽譜にできるか、とか調べるためにポンッとメロディー渡して、よろしくー!ってやりましたね。」
MORI 「メロディーもらった時に、楽譜はありますか?って聞いたら、ごめん忙しくてないんだ、って言われて。」
主人 「厳しい先輩だったんだー(笑)。やっぱり一緒じゃん、俺と。」
ぽんた 「でも、出来上がったものに対しては何も言わない。」
主人

「出来上がったものにたいする改定案が、俺より具体的なんだろうね。このBマイナーをCフラットにして、みたいな(笑)。

ぽんた 「一生懸命、知ってる単語を並べましたね。笑」
MORI 「確かにぽんたさんはやってる人だから指摘は具体的ですよね。」
ぽんた 「基本的には口出さないけど、どうしてもって時は、ここはもうちょっと長い方がいいよとかそんな感じですね。」
主人 「音の指示とかあるの?具体的な。」
MORI 「いや、ほとんどされたことない。このドはレにして、とかそんなのはない。それされると全体が変わっちゃうし。何だよ!ってなっちゃう(笑)」
主人 「そっか。絵でいったら、せっかく描いたのを、これ緑色にしよう、って変えられちゃうもんだもんね。」
ぽんた 「ぼくはされるなあ。メロディー作って渡して、それを編曲してもらう場合。」
MORI 「俺はしますね。これCで入れてるけど、Bフラットにしていいですか、とか。で、いいよって言われたら直す。」
主人 MORIさんが作った曲にたいして俺がいろいろ言うわけじゃない。「うーん…もっとかっこよくして」とか。笑それを今回ぽんた君がアドバイスしたわけだよね、何回か。」
MORI 「そうですね。」
主人 「どうやってアドバイスしたの?」
ぽんた 「何かの曲みたいに…って言い方をしたっけ?」
MORI 「そうだね。ここもっと軽く、って言われた時に、ぽんたさんは、伴奏の、ここの鳴ってる音がちょっと軽く聞こえるんじゃないか、とか。ほんとに細かいところを。」
ぽんた 「音自体をCDでもらって、実際に聞いてみて、多分この音が軽いとかこの楽器の音が軽いんだとか。あとこの辺に音を入れてあげれば多分ちょっと重くなるとか。」
主人 「あのね、重い軽いももめたっていうか、問題なったよね、いっぺん。」
MORI

「あー、ありましたね。」

主人 「俺は音が軽いじゃなくて雰囲気が軽いって言ったんだけども、」
MORI 「音質が軽いって思っちゃった。じゃあベースもっと下げる、みたいな対処をした。 」
主人 「俺が言いたかったのは、軽やかな、ポップな感じじゃなくて、ベートーベンみたいな重さ? 」


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