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監督との関係

ほろ酔い反省会:boopin ×工房の主人

boopin「こりゃもう、飲みしかないでしょう(笑)。」
主人「(笑)カメラマンさんって、こういうシーンを撮ってくれ、ライブ撮影だとこう、とかいろいろ言われてその時々の対応のし方って何か気を付けてることとかありますか?」
boopin「映画の場合は、絵で確認してもらえるじゃないですか。むしろスチールよりはやりやすいですよ。スチールの方は依頼主の意図と実際にフィルムに映ってるものが一緒かどうか、後にならないと分からないじゃないですか。」
主人「その場合は前もっての打ち合わせがすごい重要になって来ますよね。」
boopin「ここだけははずせない、ってのをしっかり聞いておいて後はお任せ、でやってます。」

boopin「映画の場合は、実際にその現場に行って、その状況で最高のものを撮影しないといけませんよね。あんまり念入りな打ち合わせをしておいてもあまり意味がないことも多い。」
主人「いつもboopinさんにいてもらえると助かるんですけど、やっぱり長期間の撮影になると、一人のカメラマンさんにすべて撮ってもらうってことは難しいですよね。だから長篇映画はところどころカメラマンが違って、撮り方やレベルも違うところが出てきちゃう。」
boopin「現場で、この状況でどうするか、ってのを瞬間のうちに決めてしまう。その時にこんな絵でどう?って試しで見てもらってこうしてほしい、とか言われて補正を数回加えてはい、本番、っていう感じですよね。」
主人「確かに、映画は監督に見てもらえるんで、監督が上書きしない限り大丈夫ですよね(笑)。」
boopin「そう(笑)。ポイントは上書き!」

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