超初心者のための映画制作講座

海の向こうで映画を作る!

鈴木英之 8 Moment Enterprise

15:VACATION 休日

オーストラリアでは、約3年過ごしたが、ずっとシドニーに滞在していてあまり旅行はしなかった。
今ではもっと行くべきだったと思っている。

ただ、一度だけ日本から彼女が会いに来てくれたので、あるサプライズプランをたてた。
プロデューサーであるルークや仕事先のボス等、地元の人達しか知らない情報を得る事ができる、

「映画の世界を味わおう」プラン!

ここで、サプライズプランの中でもっとも良い経験ができた事を書きます。
実はオーストラリアでは、ある程度の船なら船舶免許がいらないのだ。
(これは、ほとんどの観光で来る人達は知らない情報です。)



しかも2人〜10人乗り用の船をとても安くレンタルできる。
いくつかの場所で、船をチャーターできるようで、僕はシドニーから北へ電車で約2時間行った「ホークス川」という場所でレンタルする事ができた。

予約方法はインターネットか電話である。

当日、現地へ行くとまず船の運転の仕方を教えてくれる。
実際、船の操縦はすごく簡単だが、説明をしてくれる係員の英語がすごくなまっていて、何を言っているのかわからない。

質問を聞き返すと “ too easy (楽勝だよ)“ というだけだった。



晴天の中、自ら舵をとり船を走らせるのは格別だった。
言葉では伝える事の出来ない体験だ。
船の中には、小さなキッチンがあるので、碇を下ろし料理をすることができる。
デッキにのぼり、海を見ながらの食事は最高だった。
(日光がびっくりするほど強いので注意)

そして夜になると空一面に広がる星々の輝きと波の音だけが辺りを包みこむといった、とてもロマンティックなシチュエーションになる。
もしシドニーへ行く機会があったら、ぜひ体験してもらいたいと思う。

ルークは常に言っていた。映画を作る前に、いろんな事を体験しようと。

注意点
1: 海へ入るな!Part1
人食いサメがいます。(ホークスリバーは海と繋がっています。)

2: 碇は確実に! 
碇を下ろした後、碇の回りを船がグルグル回ります。最初の夜、船が動いているかと思い、あまり眠れませんでした。

3: 水は大切に! 
キッチン用、トイレ用と水がありますが、無くなると最悪です。(僕達は、最後の日なくなりました。)

4: 海へ入るな!Part2
直径1mはある茶色のクラゲが沢山います。

5: 遊び道具を持っていこう! 
「食べる」「運転する」「休む」「寝る」の繰り返しですので、何か遊び道具は必要だと感じました。

6: 横波注意
前から波が来るぶんには、大丈夫でしたが、横から大きい波が来ると転覆するかとびっくりしました。

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