ポストプロダクション(ポスプロ)とは、映画の製作における撮影後の作業の事。
例:映像編集、音楽編集、ナレーションの録音、アフレコや効果音の追加などなど。
撮影が終わり、一息つきたい所だったが、映画祭の応募締切りが迫っていた。
3日間徹夜で友人のマークと編集をした。その際、度々意見がぶつかった。
「なぜこのシーンが必要なの?」
「なぜここは、ズームを使うの?」
とマークに聞かれたのだが、僕は適切な答えを持っておらず、思わず「直感で」と答えてしまった。
そして最後にはマークは怒らせてしまった。
映画を作るためのルークの教え:10
●監督はすべてのシーンの意味を説明できる。
監督は、シーンの構成から役者の動き、そしてそれらをより効果的に表現するために編集者(エディター)にもイメージを明確に伝えなければならない。
さて、今回の作品はどうなったかというと、実は、オーストラリアと日本では映像企画が違い(オーストラリア=PAL 日本=NTSC)、それを変換するのに時間がかかり、締切りが過ぎてしまった。
スポンサーの方やスタッフに状況を説明し作品を渡した。
こうして、僕の最初の映画製作が終わった。
映画を作るためのルークの教え:11
●1作目より2作目、2作目より3作目。
僕は、今回の作品で目標である映画祭トロップフェスタ、ベスト16を狙っていたのだが、プロデューサーであるルークからは、もっともっと作品を作るべきと言われた。
今は、作れば作るほど、作品が良くなるからと。
映画を作るためのルークの教え:12
●作品完成後、予算をまとめる。
作品を作る上で、予算管理は必要不可欠だ。
正規の値段で撮影スタッフを雇った場合の計算もしておくと、今後の映画製作で役に立つだろう。