超初心者のための映画制作講座

海の向こうで映画を作る!

鈴木英之 8 Moment Enterprise

12:SHOOTING 撮影(前半)

撮影前日、父親役であるチトさんから急遽仕事が入ってしまい、遅れるという連絡があり、撮影スケジュールを調整しなければならなかった。

突然、プロデューサーであるルークから脚本のある箇所の修正するように言われた(なぜ今頃になって)。
極めつけが天候である。
撮影日は曇りのうち雨だった。
そんなバタバタした中で、撮影当日を向かえたが、たぶん緊張や不安よりワクワク感が勝っていたと思う。

今回のロケーション場所は、ここルークの家である。
ルークの奥さんになんとか承諾を得て、1日撮影許可が出た。
(家庭で一番強いのは女性というのは、世界共通のようだ。)
ルークが声をかけてくれた撮影スタッフが次々と集結し、機材が運ばれてきた。そして僕の友人達も朝から集まってくれた。

Director(監督): 僕
1ST AD(助監督):ルーク・トレビアス
Producer(プロデューサー):ルーク・トレビアス
DOP(撮影監督):ピーター・ボロッシュ
Camera Assistant(カメラアシスタント):マーク・パシャー
Sound(録音): ルイス・ラバス
Hair Make(ヘアーメイク):リディー・レオルズ
Catering(食事):フミコ
PA(AD):ヒロト & モトコ


映画を作るためのルークの教え:7

ルーク
●撮影当日、まずしなくてはならない事。

  1. スタッフ全員へトイレの場所を伝える
  2. 機材置き場の確保
  3. メイクルームの確保
  4. 安全と機材管理の説明
  5. 楽しく撮影できるように、撮影現場の環境作り


●スタッフには、美味しい食事を提供する。

自主映画では、基本的にスタッフや役者の方は、ボランティアもしくは、格安でサポートしてくれるので、せめてボリュームがあり、美味しい食事を提供するようにとルークに厳しく言われた。
常に感謝の気持ちを持てば、次回撮影をする時にまた喜んでサポートをしてくれるからだ。

そして、ついに撮影が始まった。







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