超初心者のための映画制作講座

海の向こうで映画を作る!

鈴木英之 8 Moment Enterprise

11:PRODUCER プロデューサー

プロデューサーであるルークに出会うまで、プロデュース業について考える事はあまりなかった。

なぜなら、自主映画では監督=プロデューサーという面があり、それ程プロデュースの方に重点を置かないからだ。
ただルークと一緒にいる事で、”PRODUCE“ についても本格的に学ぶ事ができ、その奥深さを知り、魅力的に感じた。

映画製作では、プロデューサーとつく役職はいくつかあるのは知っていたが、上着を羽織る以外に、何をしている人なのかと疑問に思っていた。
ルークに聞いてみると、大まかに言えば、

  1. 予算調達と管理
  2. 映画製作の進行
の2点だそうだ。

僕の初めての撮影が迫って来た時、ルークは僕に最後の課題を出した。
それは、「スポンサーを見つける事」だった。まさにプロデュース業である。

ただ企業からお金を出してもらうというわけではなく、食べ物や機材等、なんでもよかった。交渉をして、この映画を支えてくれる人を見つけると言う事だった。

失敗から学んだスポンサーを見つける術(素人の意見)
  1. 何よりも映画を作りたいという情熱が大事。
  2. 映画に関わると相手に何のメリットがあるのかを明確に伝える。
的外れで失礼な態度をとってしまいある企業の社長から怒られるなどあったが、やっとの思いでスポンサーを見つける事ができた。
そしてスポンサーという形で、第三者の方が映画に関わり、一段と映画完成への責任感が増した。


映画を作るためのルークの教え:6

ルークまずは、プロデューサーを見つけよう。

自主映画を作る時、経験豊富なプロデューサーと出会う事ができれば、その映画は間違いなく完成度が上がり、「作品」として具現化できるだろう。
なぜなら、プロデューサーは、スケジュール管理から俳優や撮影スタッフを集める能力を持っているからだ。
そしてそのプロデューサーを説得させるには、情熱と良い脚本が必要になる。
(自主映画では、基本、監督が予算を準備する。)







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