衣装は役者の自前を使い、足らないものは作る。
これが基本ですね。
小道具も一緒。
専門のレンタル屋から借りるのももちろんアリなんですが、僕はほとんどやりません。
借りるお金はたいしたことないかもしれません。
でもその『返却日』という足かせを映画制作に組込みたくない。
だって、それでなくとも(アマチュア)映画はあれこれ足かせが多いんです。
○手伝ってくれるスタッフのスケジュール
○天気
○出てくれる役者のスケジュール
○天気
○季節の移り変わりや風景
○天気
○ロケ地までの交通状況
○天気
○天気
○天気
・・てな具合です。
だから、
なるべく足かせを減らす、というのがお金の節約につながるのです。
役者に、希望する衣装のイメージをしっかり伝えて、打ち合わせの際にいっぱい持ってきてもらう。
それらを見ながらスタッフも集めてあれこれファッションショーをやるのです。
これも軽く盛り上がります。
みんなが一致団結して行く課程を体感できます。
そうそう余談ですが、僕は撮影の雰囲気って映画の出来を左右すると思っています。
だから、スタッフを盛り上げる。役者を盛り上げる。みんなで盛り上がる。
そのためには、「みんなで一緒に体験を共有する」必要があります。
その一つに、衣装合わせがあってもいいですね。
映画の準備期間って、衣装を用意したり小道具を用意したり・・・ですが、実はそれを通してみんなの気持ちをつなげていく準備期間でもあるんですね。
今回はきれいにまとまりました。
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