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ネットで公開

提案:工房の主人

 誰もがインターネットを使う時代になりました。
僕は生まれて初めてパソコンの電源を入れたのが20歳くらいだった、というくらい遅いスタートです。
そもそもPCで映像編集したくて始めたのもあるんですが、今ではPCのない生活は理解できません。

インターネットを開通させたのは、2000年です。
覚えやすい。
開通させてすぐ、このホームページも作りました。

なにやらホームページというものが個人で作れるらしい、と気になってから3日間で作りました。
ゴールデンウィーク。
はっきり覚えてます。

ゴールデンウィークに、何にも予定がなかったんですね・・・

ホームページを公開してからいろいろそっち方面の情報収集を始めますよね。
なにやら映像も音楽も流せるらしいじゃないですか。
しかし時代は2000年。
世の中はダイヤルアップでした。
メールやネットにつなぐ度に、グーギュルギュルギュル・・・ピー・・・ってわけです。

それでもがんばって、ものの本を読んで映像配信に挑戦したんです。
クレイアニメーションの映像でした。
セッティングが完了して、すぐに知り合いからメールが来ました。

「すっごーい!!よく分かんないけど、何か動いてたよ−!」


そんな時代でした。

****

しかしそれから何年かたち、時代はADSL・光が全盛になりました。
通信速度の問題はクリアになったと思います。
ネットで動画を見ること自体も、一般的になりました。
動画をストックしておくサーバも、最近は無料で何十メガ以上も借りられます。
もう、個人の意識レベルでも、社会のインフラ(設備環境ですね)も整いました。

そう、知識さえ身につければ誰でも可能なんです。
勉強が面倒なら、簡単にセッティングのできるソフトも販売されてるみたいです。

じゃあネットで自作映画を公開するのがオススメなのか。
そこが問題です。

こうなったらもう、他の方法と同じです。
いかに認知してもらうか。
一度来てくれた人にいかに喜んでもらえ、次も見てもらえるか。


ネットだろうが、リアルだろうが、関係なくなっちゃいました。

●ホームページがあることが珍しかった時代もありましたが、今は誰もが持っている。
その中で目立つには?

●ブログがあふれています。
その中で注目されるには?


デジタル放送が始まり、チャンネルも増えて・・・
実際そういった意見もありますが、根本的なアクセスは、もっとリアルなものですよね。

作れば見てくれる、環境があるからアクセスが増える、という考えは違います。

もちろん、その中からヒーローが出てくるのは事実ですからね、お互いがんばりましょう!!


※ちなみにカルフの映像配信に対する考え方は、「興味持ってくれた人に見てほしいから最低限のものをつける」です。


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