機材はどこまで必要か
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●こんなことやっているものですから、様々な映画制作の方々と知り合い、語り合う機会があります。
初心者の方々からの質問は、まあ、過去の経験などからいろんなアドバイスができるわけなんですが、映画製作技術について猛者と呼べる方々との会話は、ちょっとばかり困ります。 猛者の方々、というのは、映画の専門学校に通われたり、過去にプロの撮影現場で修行をされた方々、などが含まれます。 そんな方々と話す時は、逆に勉強させてもらっています。 でも、不満でしょうね。 結構、技術論を期待されているのがひしひしと伝わってくるからです。 そんな方々の映画論は、『撮影技術』が中心です。 僕の映画論は、『人間』が中心です。 そんな方々は、『何の機材を使っているか』『どうやって撮影するか』に話がよくなります。 僕は、『何をテーマとするか』『どうやって見てもらうか』にしか興味がありません。 なので、なかなか有意義な議論ができない。 どこか論点が噛み合ないなあ、と思われた方々、ごめんなさいね… 最近はその辺もしっかりと伝えるようにしてますけどね。 もちろん、機材の知識は重要です。 これははずせません。勉強も否定しません。てゆうか、実践で随時知識補充をしています。 ただ、僕は機材そのものにはそれほど興味がない。 自分の持っている機材の機種名とか、「SONYの…」くらいしか分かりません…(^_^;) そんな人間のたどってきた道は、そんな人間の失敗の歴史は、初心者の方々には有意義なのではないか、と思った訳です。 あ、もうひとつ目的としては、これだけ知識がなくてもこんだけできるんだ、ってのも勇気が湧くかな、と。(^_^;) 基本的に、「ひとの話は参考程度」ってのを頭に入れておいて下さいね。 正解なんてありません。 なので、ご参考まで!! |
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