映画制作講座ミスから学ぶ撮影術 ワイド画面


ワイド画面(16:9)

ほろ酔い反省会:boopin ×工房の主人


主人「カメラにワイド画面(16:9)、って機能があるんですよ。うちらの完成した映画も少しワイドになってますけど、カメラの機能は使ってないです。撮影は最初のままの画面(4:3)で撮ってますよね。」
boopin「うちらの作品は最終的に上と下を切ってるんですよね。」
主人「そうです。編集で。」
boopin「圧縮してんじゃなくて。」
主人「縦横比がずれちゃうと、太ったりやせたりしちゃいますよ ね。カメラのワイド画面の機能ですけど、あれ、単に上と下を撮らないようになってるだけなんですよ。もったいないですよね。普通に撮っておけば、あとの編集で上下に少しずらしたりできる。ワイド画面はやらない方がいい。あとまあ、これは編集ソフトの話になるんですけど、パソコンにとり込む時に設定がややこしくなる。」
boopin「全体(4:3)撮っといて後で切る。」
主人「ソフトで、上下切る割合も変えられるんですよ。16:9にこだわらなくてもいいんです。」
boopin「ワイド画面を使うと、常にその機能で撮らなきゃいけなくなりますから、気が気じゃないですよね。」
主人
「うちらは黒い紙を貼ったっていうか。(参考図→)」
boopin「うん、目安として。あれもう少し、透明なやつで点線とか入れとくくらいにしといた方が分かりやすいかもしれないですよね。」
主人「あ、そっか。」
boopin「あれだと、わざわざ手で下に何が映ってるのか動かさないといけないですよね。いつもめくって構図とか合わせてるんで、」
主人「あーなるほど。」
boopin「上も下も見えるように点線バージョンのものがほしい。」
主人「録音中かどうかも見えなくなっちゃいますよね。」
boopin「あれ、苦労しましたよ(笑)。ほんとに映してんのかどうか。」
主人「分かりました(笑)。改善します。」

●カルフmemo

ワイド画面…ワイド画面TVに映すための機能。

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