『スケジュールが合わない!』
 無駄な時間は作らない 〜人について

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予定を合わせる事自体、すっごく大変ですね。
そんなわけで、ようやく人が揃った撮影日は、絶対に無駄にしてはいけません。
集合してからその日の終了まで、一秒だって無駄にしてはいけません。

だから時間にルーズな人間は、最初のうちに見極めてはずしておくことが実は肝心です。

待ち時間は10分でももったいない。
太陽は待ってくれません。
その日が大量に撮影する、時間割りがみっちり決まっている撮影だったりすると、10分は命取りです。

誰かから「遅れる」と連絡が入ったら…

それが役者なら、その人がいないシーンの撮影に入りましょう。
それがスタッフなら、誰かがその役割を果たす準備に入りましょう。

厳しい言い方をすると、世の中きれいに分かれます。
○遅刻をする人
○時間に正確な人

遅刻をする人は、いつも遅刻します。
時間に正確な人は、何年経っても常に時間より早めに来ます。


ここはポイントです。
その人が好きとか嫌いじゃなくて、それは性分みたいなものなので、時間にルーズな人は絶対に大事な現場のスタッフにしないでください。
逆に言うと、自分は時間にルーズだ、と認識している人は、スタッフを望まないで下さい。

カルフではワークショップを行っており、ネットで参加者を募集しています。
「まったく知識がないので…」とか恐縮する方がいらっしゃいますが、全然僕は気にしません。
ただ、時間通りに来るか、やり取りの返事はきちんと来るか、を何げにチェックしています。

初対面で遅れる人は、今後カルフのスタッフになるのは厳しいかな、と見ています。
約束をすっぽかす人、時間を間違える人は、会う価値ありません。

カルフでは、ありがたいことに役者さんはほぼ全員、事務所に入っていたりする「プロである、またはプロ志向の」人たちです。
僕が彼らをプロだなあ、と思うのは、彼らが事務所に入っているからではありません。

彼らは、誰一人、時間に遅れないのです。

もう、絶対に遅れないのです。
むしろ、時間に早い僕が現地に着くと、もういたりするのです。
是非見習いたいものです。

今回は少し厳しい文面のページになってしまいましたが、スケジュールを左右するのは、天気だけじゃない、ってことも頭に入れておいて下さい。