旅の疲れ、英語での会話、異国での不安などから、到着して二日間ホームシックになった。
自分の部屋から出れず、大きなベットの隅で丸くなりながら、ミートパイをかじっていた。
その時、僕はこの家を選んだ事が偶然ではなく、必然だった事をまだ知らない。
ここで、この家の住人を紹介しよう。
家のオーナーである“マーク”。
霊感が強いマークの母“アミナ”。
台湾出身のちょっと変わった“チューさん”。
大阪生まれの気が強い“さとみ”である。
前回も言ったが、僕にはプランがあった。
地元で働きながらお金を貯め、英語を学ぶである。そしてアメリカへ。
だが、それから2週間後、僕は英語学校にいた。
何のコネもなく、片言の英語しか話せない僕がローカルの仕事を手にできるほど、海外は甘くなかった。
僕には英語学校へ行く選択しか残っていなかった。
幸いシドニーには、英語学校や必要な情報などを無料で提供し、アドバイスをしてくれるエージェントが沢山ある。
しかも直接英語学校へ行くより、エージェントの紹介の方が授業料が安くなる。
ただ英語学校と言っても、
「しっかりクラス分けをして丁寧に教える学校」
「楽しみながら、英語を学べる学校」
「スピーキングを中心に教える学校」
「TOEICやIELTSを学べる学校」
など沢山ある。
だから自分のレベル確認とどのくらい英語力をつけたいのかを知る事がとても大事だと思う。