ホーム映画制作講座見てもらうのだ公民館を借りる

見てもらうのだ〜公民館を借りる

提案:工房の主人

個人映画によくあるやり方ですね。
僕も公民館で上映をよくやってきましたし、でもこれからは仲間内の試写会で使うだけかなあ。
その辺のことを今回はまとめてみます。

※ちなみに、僕は公民館、好きですからね!
公民館の方々はこの文章を読んで、カルフをつまはじきにしちゃダメですよ!



特徴1:利用規約がある

いろいろ決まり事があって面倒くさい、ってのが正直なところです。
団体で利用する場合、メンバーの名前と住所と連絡先をきっちりまとめて提出せよ、などと言ってくる。
あと、利用者の半数以上が地元民でないとダメ、など細かい利用規約がある。

ま、ウソを書けばいいじゃん、ということになるのかもしれないけど、カルフはまっとうな集団なのでそういったことはしない。
あと、可能なら長く利用したいので、後々面倒なことになりそうなことは、しない。


特徴2:設備はしっかりしている

これはしっかりしてます。
大きなところ程、設備はしっかりとしてるし、建物も立派。中もきれい。
ただ、それに比例して借りるにあたってが面倒くさい。

予約して下さい、この紙に記入して下さい、使用目的を教えて下さい、使用責任者の名前と連絡先を教えて下さい、何時から何時まで使うか記入して下さい、受付はこちら、 問い合わせはこちら、 予約はこちら、 料金支払いはこちら・・・

あ”〜うざい!

そもそも、
「まあ、そんな感じで」 とか、
「だいたいでいいですよ」 とか、
そんな言葉がつかえないので、面倒くちゃい。


特徴3:入場料金がとれない

公的な施設では、施設内でのお金収集が禁止されてます。
つまり、上映会をやっても入り口で料金回収ができない。
こっそりしてるとこはあるみたいだけど、まあ、一応禁止されてる。
カルフはまっとうな集団なので・・・

やめた。 何度も書くと、逆に怪しくなってくる。


特徴4:上映

どうなんだろう。他のひとの意見を聞いてみたい。
個人的には、すごくきちんと見れるし、上映した側だった時はそこそこ満足した。

ただ、何かが足らない。
味気ないのだ。

きれいな場所。きれいなイス。きれいなスクリーン。きれいな照明。 上映。 終了。
ありがとうございました。 お客さんもきれいに入場し、きれいに座り、きれいにアンケートを書き、きれいに退場していく。
何もかもが、きれい、きれい、きれい。

こういった状況が似合う映画は、きっとあると思う。
何か社会的な問題提起をするようなドキュメンタリー、どこかのまじめな組織の映像会議・・・。
流す作品によっては、利用するのは適してるかもしれない。

でも、カルフの作品はもうちょっと泥臭いところを欲してるかな。




・・・と言いつつ、これからも時々必要な時には使わせてもらいますからね。
公民館の方々はこの文章を読んで、カルフをつまはじきにしちゃダメですよ!


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